今、巷で評判の健康食品が「ヒアルロン酸」ですね。「ヒアルロン酸」には1gで何と6リットルもの保湿・保水能力があり、お肌の潤いを維持するほか、関節のクッション材となって関節炎・関節痛を和らげる効果があるといわれています。このサイトでは、これからヒアルロン酸の購入を検討されている方に、ヒアルロン酸選びのポイントと、最新のランキングをご提供しております。参考になさってください。
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ヒアルロン酸は人間の体内にある成分ですが、驚くべきなのはその高い保水能力で、ヒアルロン酸1グラムで6リットルもの水と結びつく機能を持っています。そのため体内では、肌にあれば肌と弾力を維持し、関節にあれば潤滑油+クッションとして、曲げ伸ばしをスムーズにさせる働きをしています。
そうした機能性が注目され、美容や健康目的で多用されているわけですね。
このコラムでは、そのヒアルロン酸の働きの中でも「美肌効果」に着目して、ヒアルロン酸と美肌の関係を科学的見地から解説していきたいと思います。
さて、前回のコラムでは赤ちゃん肌と老化肌の違いについてご案内しました。
>>>赤ちゃん肌と老化肌の違い
気になるその老化肌の原因ですが、いろいろな説が提唱されています。
アポトーシス遺伝子が明らかになったことでプログラム説が出てきましたが、細胞分裂回数を制御するテロメアの短縮なども同じような考え方です。
その他、DNA損傷、ミトコンドリアの機能低下、最終糖化生成物、炎症による老化説、抗老化遺伝子などがあります。
遺伝情報を担うDNAは放射線、紫外線、活性酸素、化学物質などの変異原によって絶えず傷つけられています。
紫外線による主なDNA損傷は隣り合って存在するチミンまたはシトシンのピリミジン残基に生じます。これらの損傷はヌクレオチド除去修復機構と塩基除去修復機構によって修復されます。
しかし、加齢にともなってDNA修復機構の活性が低下してDNA損傷が突然変異や過剰なアポトーシスを引き起こし、ヒアルロン酸が減少し、皮膚老化が加速化するといわれています。
ミトコンドリアは細胞内のエネルギー生産場であり、ミトコンドリアの機能低下が光老化の一因と考えられています。
日光に当った皮膚のミトコンドリアDNAの欠損は当っていない皮膚より多く、ミトコンドリアにあるスーパーオキシドディスムターゼ(SOD)によって過剰に作られた過酸化水素が核とミトコンドリアを酸化的に傷つけるのがその原因といわれています。
最終糖化生成物(AGEs)はグルコースなどの還元糖とタンパク質のアミノ基との反応で生成します。糖尿病などで慢性的に高血糖が続くと、このAGEsが生成し動脈硬化などを起こしやすくするといわれています。
糖化したコラーゲンが本来の可動性を失い皮膚硬化やシワを形成しやすくなります。また、UVAの光エネルギーを増感させ、活性酸素を作るだけではなく、その特異的受容体を介して細胞内の活性酸素レベルを上昇させるといわれています。
さらに、抗酸化酵素SODも糖化によって活性低下します。
糖化以外でも、タンパク質のカルボニル化によって、光学的透過性が低下し内部反射光が減少してクスミの原因となります。
炎症は老化の原因のひとつで、認知症、糖尿病などの疾病には加齢に伴う慢性的な炎症が潜んでおり、この老化細胞だけを確実に除去する方法も進んでいます。
寿命を延ばすサーチュイン遺伝子(SIRT1)は2000年に米国で発見されました。30%のカロリー制限をするとサーチュイン遺伝子のスイッチが入りNAD依存性ヒストン脱アセチル化酵素が出てきます。これがDNAの安定性、細胞の修復や防御作用、ストレス応答を調節することで寿命を制御していると思われます。
30%のカロリー制限を行うだけで3週間で働き始め、7週間でほば確実に体質が変わるといいます。
参考にしてみてください。
ちなみにこうした日々、老化ストレスにさらされる皮膚に、張りと弾力を与えて、より健康的な状態に維持してくれるのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸には高い保水能力があるからですね。
ただこのヒアルロン酸は、幼少期をピークにして徐々に減少していってしまいます。健康や美容に意識が高い人が積極的にヒアルロン酸を補充しようとするのにはこうした背景があります。
ヒアルロン酸に興味をもたれた方はこちらのヒアルロン酸比較も参考になさってください。
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