今、巷で評判の健康食品が「ヒアルロン酸」ですね。「ヒアルロン酸」には1gで何と6リットルもの保湿・保水能力があり、お肌の潤いを維持するほか、関節のクッション材となって関節炎・関節痛を和らげる効果があるといわれています。このサイトでは、これからヒアルロン酸の購入を検討されている方に、ヒアルロン酸選びのポイントと、最新のランキングをご提供しております。参考になさってください。
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ヒアルロン酸は人間の体内にある成分ですが、驚くべきなのはその高い保水能力で、ヒアルロン酸1グラムで6リットルもの水と結びつく機能を持っています。そのため体内では、肌にあれば肌と弾力を維持し、関節にあれば潤滑油+クッションとして、曲げ伸ばしをスムーズにさせる働きをしています。
そうした機能性が注目され、美容や健康目的で多用されているわけですね。
このコラムでは、そのヒアルロン酸の働きの中でも「美肌効果」に着目して、ヒアルロン酸と美肌の関係を科学的見地から解説していきたいと思います。
さて、紫外線はビタミンDの合成を促進するという利点はありますが、それ以上に害が多いため「紫外線は百害あって一利しかなし」といったところでしょうか。
そもそも、紫外線とは何でしょう?
紫外線は可視光線の紫より短い波長の光線です。紫外線にはUVC(200−280nm)、UVB(280−320nm)、UVA(320−400nm)があり、UVCはオゾン層で吸収されるため地上には届きません。
これは大変ラッキーなことですが、フロンなどの影響でオゾン層に穴があく、いわゆるオゾンホールができてUVC紫外線が一部分地上に降り注ぐようになってきました。このため現在ではフロンは全面禁止になっています。
このオゾン層は、46億年前に地球が誕生した当初から存在したわけではありません。誕生当初の地球の原始大気は、主に二酸化炭素からなり、酸素分子はほとんど存在しませんでした。大気中に酸素分子が増え始めたと同時に、オゾンも増え始めたと考えられています。
原始大気には紫外線を吸収する物質がないため、地上まで強い紫外線が降り注いでいましたが、酸素濃度が上昇するとオゾンが増えて、地上に降り注ぐ紫外線の量は急速に減少していきました。
しかし当時、オゾン濃度が高いオゾン層が存在したのは、成層圏ではなく地上付近でした。これは、酸素濃度が薄いため、酸素を光解離させる紫外線が地上近くまで届くからです。
酸素濃度が上がると同時に、紫外線の到達できる限界高度が高くなり、これに伴いオゾン層も上空へと移っていったようです。5億4000万〜5億3000万年前のカンブリア紀の生物種の爆発的増加や、4億年前の脊椎動物の陸上進出に関しても、生物に有害な紫外線を低減するオゾン層との関係がいわれていますが、確証はありません。
紫外線は肌に対して@メラニンの産生を促進させ肌を黒化させる、A光老化によってシワを形成する、という大きく2つの影響を与えます。
短い波長の紫外線は表皮までしか届きませんが、紫外線の波長が長くなると真皮深くまで到達します。紫外線を浴びた直後には皮膚が黒ずんでみえる1次黒化が起こります。これは淡色のフェオメラニンが酸化されて黒くみえるもので、主にUVAで起こります。
紫外線を長く浴びていると皮膚が赤くなり場合によっては水ぶくれが起こります。これをサンバーンと呼びます。この作用は主にUVBで起こります。赤味が引いた後3日目頃から皮膚が徐々に黒くなりますが、これを2次黒化あるいはサンタンとよびます。
2次黒化はメラノサイトが活性化してメラニンを多く産生し、メラニンが表皮細胞中に多くなることによって起こります。この現象は多量のUVAを浴びた場合にも起こります。一度黒くなった皮膚は元の皮膚色に戻るまで数ヶ月かかります。
2つ目の「光老化によってシワを形成する」という影響は次回のコラムでご案内したいと思います。
ちなみにこうした紫外線ストレスにさらされている皮膚に、張りと弾力を与えて、より健康的な状態に維持してくれるのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸には高い保水能力があるからですね。
ただこのヒアルロン酸は、幼少期をピークにして徐々に減少していってしまいます。健康や美容に意識が高い人が積極的にヒアルロン酸を補充しようとするのにはこうした背景があります。
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