今、巷で評判の健康食品が「ヒアルロン酸」ですね。「ヒアルロン酸」には1gで何と6リットルもの保湿・保水能力があり、お肌の潤いを維持するほか、関節のクッション材となって関節炎・関節痛を和らげる効果があるといわれています。このサイトでは、これからヒアルロン酸の購入を検討されている方に、ヒアルロン酸選びのポイントと、最新のランキングをご提供しております。参考になさってください。
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ヒアルロン酸は人間の体内にある成分ですが、驚くべきなのはその高い保水能力で、ヒアルロン酸1グラムで6リットルもの水と結びつく機能を持っています。そのため体内では、肌にあれば肌と弾力を維持し、関節にあれば潤滑油+クッションとして、曲げ伸ばしをスムーズにさせる働きをしています。
そうした機能性が注目され、美容や健康目的で多用されているわけですね。
このコラムでは、そのヒアルロン酸の働きの中でも「美肌効果」に着目して、ヒアルロン酸と美肌の関係を科学的見地から解説していきたいと思います。
さて、薬用化粧品には美白剤や肌荒れ改善剤、ヒアルロン酸など肌への有効成分が配合されています。これらはしっかりと皮膚の中に入っているのでしょうか。
医薬品の世界では経皮吸収薬剤というものがあり、皮膚から薬剤を体に供給します。
そうすると体の部位で経皮吸収性が異なることが分かりました。例えばヒドロコルチゾンの吸収ですが、前腕を1とした場合、経皮吸収性が高いのは陰嚢42.0、下顎13.0、前額6.0、頭部3.5、脹窟3.0、低いのは掌0.83、手足関節0.42、足底0.14でした。
耳の後ろは表面温度が高く血管も多いことから、耳の後ろに貼付する乗り物酔い止め薬が使われています。
また、薬物の透過ということを考えれば、皮膚より粘膜の方が透過されやすいため、粘膜から透過されることをねらった薬剤もあります。
同じ肌でも荒れた肌はいろいろなものが透過されやすいのでカブレを起こし易いといわれています。
また、肌の温度を上げるとともに肌表面の湿度を高めて角層をふやけさせると肌全般からの透過が良くなるため、入浴しながら、または蒸し風呂などでクリームを塗布すると良いようです。
透過経路は毛包や皮脂腺のところから透過される経毛孔透過と表皮から透過される経表皮透過があります。
経皮透過型の医薬品では薬物が皮膚から吸収され、毛細血管のところまで行くことが大切で、皮膚はただ単なるバリアなのですが、化粧品の場合はバリアであるとともに作用部位でもあります。
これらの薬剤を肌で有効に作用させるためには、基剤から表皮や真皮の一番必要な部位まで有効成分を届け、その部位で有効濃度を維持することが必要です。
化粧品は日常、長期にわたり使われるので、不必要な有効成分は浸透しないで欲しいのです。
適した有効成分を適した部位に運び、そこに留めて作用させるという技術が必要となってきます。
医薬品領域では経皮吸収とドラッグデリバリーシステム(DDS)という技術が使われていますが、化粧品の分野でも同じように皮膚透過は重要です。
参考にしてみてください。
なお高い保水能力により、肌を基礎から美しくしてくれるヒアルロン酸ですが、幼少期をピークにして徐々に減少していってしまいます。美肌や美容に意識が高い人が積極的にヒアルロン酸を補充しようとするのにはこうした背景があります。
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