今、巷で評判の健康食品が「ヒアルロン酸」ですね。「ヒアルロン酸」には1gで何と6リットルもの保湿・保水能力があり、お肌の潤いを維持するほか、関節のクッション材となって関節炎・関節痛を和らげる効果があるといわれています。このサイトでは、これからヒアルロン酸の購入を検討されている方に、ヒアルロン酸選びのポイントと、最新のランキングをご提供しております。参考になさってください。
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ヒアルロン酸は人間の体内にある成分ですが、驚くべきなのはその高い保水能力で、ヒアルロン酸1グラムで6リットルもの水と結びつく機能を持っています。そのため体内では、肌にあれば肌と弾力を維持し、関節にあれば潤滑油+クッションとして、曲げ伸ばしをスムーズにさせる働きをしています。
そうした機能性が注目され、美容や健康目的で多用されているわけですね。
このコラムでは、そのヒアルロン酸の働きの中でも「美肌効果」に着目して、ヒアルロン酸と美肌の関係を科学的見地から解説していきたいと思います。
さて、すっぴんのままでは外に出ないという女性は多いですが、その人たちにとって、ファンデーション(FD)は「第2の肌」といえるでしょう。
FDの働きは年齢とともに現れる肌のくすみ、色むら、シミ、ソバカスなどの欠点を隠し、毛穴を目立たなくし、若々しく健康的な肌を演出することです。
これから日本のFDの変遷とその中味がどうであったかについて話します。1950年代は欧米の影響を受け、現在のFDの原型が出た時代です。平安時代から続いた「白い肌色づくり」に明治・大正時代の肌色に近い粉で肌を均一に見せる考え方が加わったものでもあります。
60年代には日焼け肌ブームが起こります。
水を含んだスポンジで取る「ビューティケーク」と呼ばれるケークタイプが主流でした。これは水になじむ状態(O/W型)でスポンジに取り、肌に塗布されると転相してW/O型になって汗などで取れにくくなるのです。日焼け肌は80年代の美白ブームまで続きます。
70年代は「ピンクで白め」と「夏の小麦色」がせめぎ合います。この頃、より簡便に乾いたスポンジを使うパウダリータイプのFDがでてきます。こうして「水を含んだ」スポンジと「乾いた」スポンジを使う2つのタイプのFDが店頭に並びます。
1979年に水あり・水なしのどちらでも使える夏の両用パクト「ナツコ」が世界で初めて出てきます。
水を含んだスポンジでも乾いたスポンジでも取れて顔に綺麗に塗れるFDを作るのは、それほど簡単ではありません。水を含んだスポンジを使った後は粉末表面が硬くなり、次に乾いたスポンジでFDを取ろうとしても黒光りして上手く取れません。これをケーキッグといいます。
これを回避するために、「ナツコ」では、粉末にシリコーン処理を行いました。これは、防水傘の特許などを参考にしています。水を弾くので、水によるケーキングがありません。汗にも強いです。
80年代になるとFDにも紫外線防止効果が求められました。この頃には粉っぽくない仕上がりの乳化タイプのFDもありましたが、乳化タイプは瓶に入っているため携帯に不便です。この頃、乳化タイプを固めてコンパクトに入れ、スポンジで取ると乳化タイプの使用感と仕上がりになる固形乳化タイプが開発されました。
乳化タイプを固めるためには、油相に粉末を綺麗に分散させなくてはなりません。シリコーンのガスを用いると非常に薄く均一に表面処理ができ、粉末を油に分散させて固めることができました。90年代は美白ブームと紫外線防御が続きますが、ナチュラル志向や皮脂テカ防止、ヒアルロン酸などを意識した美肌志向、さらには中高生の一部で「ガングロ」と呼ばれる日焼け肌がブームとなりました。
多様な肌色を自由に選択できる時代となり、現在に至っています。
参考にしてみてください。
なお高い保水能力により、肌を基礎から美しくしてくれるヒアルロン酸ですが、幼少期をピークにして徐々に減少していってしまいます。美肌や美容に意識が高い人が積極的にヒアルロン酸を補充しようとするのにはこうした背景があります。
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