今、巷で評判の健康食品が「ヒアルロン酸」ですね。「ヒアルロン酸」には1gで何と6リットルもの保湿・保水能力があり、お肌の潤いを維持するほか、関節のクッション材となって関節炎・関節痛を和らげる効果があるといわれています。このサイトでは、これからヒアルロン酸の購入を検討されている方に、ヒアルロン酸選びのポイントと、最新のランキングをご提供しております。参考になさってください。
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ヒアルロン酸は人間の体内にある成分ですが、驚くべきなのはその高い保水能力で、ヒアルロン酸1グラムで6リットルもの水と結びつく機能を持っています。そのため体内では、肌にあれば肌と弾力を維持し、関節にあれば潤滑油+クッションとして、曲げ伸ばしをスムーズにさせる働きをしています。
そうした機能性が注目され、美容や健康目的で多用されているわけですね。
このコラムでは、そのヒアルロン酸の働きの中でも「美肌効果」に着目して、ヒアルロン酸と美肌の関係を科学的見地から解説していきたいと思います。
さて、メーキャップは色が命。メーキャップの開発者はそういいます。
色を出すものを色材といいますが、色材は皮膚や髪に好みの色彩を与え、健康で魅力的な容貌を作る魔法の力を持っています。
では一体、色とは何でしょうか?電磁波の中で、肉眼で感じられる波長領域が可視光線で、400から760ナノメートルの波長です。
太陽光線をプリズムに当てるとその中に含まれる光の波長が分光されて赤、橙、黄、緑、青、藍、紫に分かれてみえます。万有引力を発見したニュートンが見出し、実際には色は連続的に変わるのですが、当時音楽の音階が7段階に分けられていたために7色と考えました。虹は7色というのもそのなごりかもしれません。
また、虹には雄雌があり、虹は雄で雌では霓といいます。
可視光線より長い波長が赤外線、短い波長が紫外線です。物体に光を当てると光は、
1.物体表面から反射される部分
2.物体の中に入って内部反射され外にでる部分
3.物体に吸収される部分
4.物体を透過する部分
に分かれます。肌に白色光が当るとメラニンとヒアルロン酸、ヘモグロビンの影響を受けた内部反射光が出てきます。
白色の物体と比べ、各波長の光をどれだけ反射しているのかを示したものが分光反射率曲線です。明るい肌は暗い肌に比べてどの波長でも反射率が高いことが分かります。
色材にはいろいろな分類法がありますが、性質を中心に分けると理解し易くなります。
色材は大きく染料と顔料に分かれます。
染料は水や油、アルコールなどの溶媒に溶解し、化粧品基剤中に溶解状態で存在し彩色できる物質です。水に可溶なものを水溶性染料、油やアルコールに可溶なものを油溶性染料とよびます。
染料として、有機合成色素と天然色素が利用されています。また、染料を不溶化したものをレーキとよんでいます。
水や油などに溶解しない色材を顔料とよびます。顔料は有機顔料、無機顔料、レーキ、高分子に分かれます。
有機顔料は鮮やかな色が「売り」ですが退色する傾向があります。化粧品における無機顔料の役割は大きく、無機顔料の中の着色顔料は色調を調整し、白色顔料は色を調整するだけではなく、シミやソバカスを隠すのにも使います。
隠蔽性は屈折率の高い顔料の方が高くなりますが、白色顔料の酸化チタンでも大きな結晶は透明です。小さい粒子になれば散乱するので白く見えるのです。
また、二酸化チタンや酸化亜鉛の超微粒子は紫外線の防御にも使われています。
体質顔料は着色というより光沢や使用感の調整に使われます。滑石(タルク)や雲母(マイカ)などが使われています。滑り易い体質顔料としては窒化ホウ素があります。
パール剤はニシンなどの鱗から取った魚鱗箔が使われていた時代もありますが、現在では二酸化チタン被覆雲母(雲母チタン)が主に使われています。
シャボン玉は光の干渉によって虹色になりますが、この原理を使って色を出しているのです。
雲母の上の二酸化チタンの膜厚を変えて色々な干渉色を出しています。また、雲母チタンの表面に球状粒子などの乱反射層を設けて光沢を抑えると、自然な顔色を演出する効果がありファンデーションにも使われています。
雲母チタンだけではなく屈折率の異なる高分子の多層膜によるラメやフォトニック結晶のように構造で発色するものを構造色といいます。これらの顔料は光による退色などが少ないのが特長です。
色には三属性があります。色相・明度・彩度の3つです。色相は赤、黄、緑、青、紫のように色の系統を表すもので波長によって決定されます。
明度は明るさの度合いを表しており、物体表面の反射率です。彩度は色の鮮やかさの度合いを表します。
それぞれの色相で最も彩度が高い色を原色・純色と呼びます。ある鮮やかな色の彩度をどんどん低くしていくと、色みを感じない色に変化していき、最後には無彩色(灰色)になります。
参考にしてみてください。
なお高い保水能力により、肌を基礎から美しくしてくれるヒアルロン酸ですが、幼少期をピークにして徐々に減少していってしまいます。美肌や美容に意識が高い人が積極的にヒアルロン酸を補充しようとするのにはこうした背景があります。
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