今、巷で評判の健康食品が「ヒアルロン酸」ですね。「ヒアルロン酸」には1gで何と6リットルもの保湿・保水能力があり、お肌の潤いを維持するほか、関節のクッション材となって関節炎・関節痛を和らげる効果があるといわれています。このサイトでは、これからヒアルロン酸の購入を検討されている方に、ヒアルロン酸選びのポイントと、最新のランキングをご提供しております。参考になさってください。
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ヒアルロン酸は人間の体内にある成分ですが、驚くべきなのはその高い保水能力で、ヒアルロン酸1グラムで6リットルもの水と結びつく機能を持っています。そのため体内では、肌にあれば肌と弾力を維持し、関節にあれば潤滑油+クッションとして、曲げ伸ばしをスムーズにさせる働きをしています。
そうした機能性が注目され、美容や健康目的で多用されているわけですね。
このコラムでは、そのヒアルロン酸の働きの中でも「美肌効果」に着目して、ヒアルロン酸と美肌の関係を科学的見地から解説していきたいと思います。
さて、肌の表面には絶えず皮脂と汗が分泌されています。
皮脂は皮脂腺から分泌され、まず毛包の中に流れ出て毛や毛包壁を伝って肌表面に出てきます。毛包のない掌や足の裏には皮脂腺はありません。
また、口唇や口腔粘膜のように皮脂腺が直接皮膚表面に開いている場合もあります。
皮脂腺は頭、顔、胸背、四肢の順に多く、皮脂腺の多いほど肌表面の皮脂は多く、脂性になります。
皮脂腺の特に多い部分は脂漏部位と呼ばれ、頭部、顔の中心部(Tゾーン)、前胸、背面中央部などです。
皮脂は1日1〜2グラム分泌され、成分としてはトリグリセライドや遊離脂肪酸などです。気温が高くなると皮脂の分泌量は増加し、低くなると減少します。
皮脂には皮脂腺自体が作りだすものと、血液中の脂肪を皮脂腺に取りこんで分泌するものがあります。
前者は血液から糖分を取って脂肪に変換するもので、「二キビ」の人が糖分を取ってはいけないといわれているのもこのためです。
後者も食物から摂る脂肪のために皮脂の性質が変わり、皮脂が流れにくくなったりすることが知られています。
この皮脂腺は子どもの頃は発達していませんが、思春期になって性機能が盛んになると皮脂腺も発育し、脂性肌が現れてきます。
これは主に男性ホルモンの刺激によるもので男性の方が女性より皮脂腺の発育は目立っています。
20〜30歳では一定ですが、更年期に入ると減ってきます。また、皮脂の成分が年齢によって変化することも知られています。コレステロールは乳幼児に多く、スクアレンは思春期以降に多くなっています。
ちなみにチンパンジーはコレステロールが多くヒトはそれより撥水性の高いスクワレンが多いようです。
皮脂のスクワレンは最初に酸化されて過酸化脂質ができますが、これがラジカルとして他の脂質の酸化を促進します。過酸化脂質は肌荒れやヒアルロン酸の減少を起こすばかりではなく、真皮にまで影響を及ぼします。
また、化粧品に良く使われているスクワランはスクワレンに水素を添加したもので、不飽和ではないので光や空気に対して安定です。
汗は汗腺から分泌されますが、汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺の2種類があります。エクリン腺は生まれた時からすでに肌にできているもので、口唇、陰部の一部を除いて全身の肌に一様に分布しています。
汗をかくときの汗がこれです。汗は真皮深層または皮下組織にある汗腺体ででき、そこから汗管を通って肌の表面に向かって上がっていって表皮の中ではコイル状になって汗孔から出ます。
そこから出た汗は肌表面に広がっていきます。エクリン腺から分泌される汗は弱酸性で細菌の繁殖を抑えます。
その固形成分の量は0.3〜1.5%で、主なものは塩化ナトリウム、尿素、乳酸などです。
アポクリン腺は思春期になってはじめて一定の部分に限られて発育してきます。この腺から出る汗は極めて少量で、たんぱく質を多く含むため白く濁っており、一種独特なにおいを持っています。
アポクリン汗はエクリン汗と異なり弱アルカリ性で菌が繁殖しやすく、そのため菌が有機性成分を臭い成分に変える場合があります。
アポクリン腺は皮下組織中にあり、これのある部分は肢窓、乳首、外陰部、外耳道などです。
エクリン腺のように直接肌表面に開口しているのではなく毛包に開いています。その開口部は皮脂腺が開いているところよりやや上方で、毛穴から肌の表面に出て行きます。アポクリン腺の分泌量は男女に差がありません。
アポクリン腺は思春期に発達することやいわゆる性感帯といわれるところにあることから、動物で繁殖期に異性を呼ぶためのにおいを出す腺の名残りだといわれています。
わきが(肢臭症)はアポクリン汗のにおいが特に強いものをいいます。
参考にしてみてください。
ちなみに酸化によって老化が進む皮膚に、張りと弾力を与えて、より健康的な状態に維持してくれるのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸には高い保水能力があるからですね。
ただこのヒアルロン酸は、幼少期をピークにして徐々に減少していってしまいます。健康や美容に意識が高い人が積極的にヒアルロン酸を補充しようとするのにはこうした背景があります。
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