今、巷で評判の健康食品が「ヒアルロン酸」ですね。「ヒアルロン酸」には1gで何と6リットルもの保湿・保水能力があり、お肌の潤いを維持するほか、関節のクッション材となって関節炎・関節痛を和らげる効果があるといわれています。このサイトでは、これからヒアルロン酸の購入を検討されている方に、ヒアルロン酸選びのポイントと、最新のランキングをご提供しております。参考になさってください。
>>>最新のヒアルロン酸ランキングはこちら
健康成分として、美容成分として今、注目を集めているのがヒアルロン酸です。ヒアルロン酸は人間の皮膚や関節といった部分にあり、1グラムで6リットルの水を保持できるというその高い保水能力により、関節においてはクッションやオイルのように潤滑材として骨の動きをよくするなどの機能があります。
また、美容目的として最も期待されているのは、その保水能力により、お肌に弾力をつけ潤いを保つ美肌効果です。赤ちゃんの肌はきめ細かく、スベスベしていますが、これはヒアルロン酸がお肌にたっぷり含まれていることも一因です。
この健康面でも美容面でもうれしい効果のあるヒアルロン酸ですが、残念ながら赤ちゃんの時をピークにして、年齢とともにだんだん体内での生成がされなくなるため、積極的に補充する必要が出てきます。それが今、ヒアルロン酸サプリメントが人気である理由の1つですね。
そんな年齢と共に減少するヒアルロン酸ですが、なぜ減少していくのか、その理由の一端が分かってきました。カネボウ化粧品の価値創成研究所と、慶応大学との研究チームの発表によれば、ヒアルロン酸の分解に働きかける遺伝子を特定したとのことです。
研究チームではヒトのお肌を生成する数万の遺伝子を解析し、最終的に「KIAA1199」という遺伝子の働きを抑えた場合にのみ、ヒアルロン酸の分解が大幅に減少することを発見しました。
※矢印部分が皮膚組織におけるKIAA1199を発現した細胞
さらにヒアルロン酸の分解能力がない細胞にこの「KIAA1199」遺伝子を付加したところ、ヒアルロン酸を分解する能力を得た、ということです。
また、この「KIAA1199」が特に活発に働いているのが、変形性膝関節症や関節リウマチの患者であり、こうした患者の関節組織内でのヒアルロン酸の減少がこの「KIAA1199」の異常によるものだとすれば画期的な発見となります。
従来、ヒアルロン酸の経口摂取だけでなく、関節内への直接的なヒアルロン酸注射でもいつの間にかヒアルロン酸が分解されてしまうのが問題だったわけですが、この「KIAA1199」遺伝子の働きを適切にコントロールすることにより、より長く、より安定的に体内のヒアルロン酸量を維持できるのであれば、健康面でも美容面でも大きな進歩と言えそうです。
もちろんヒアルロン酸自体は、他の体内の成分や組織と同様に、常に生成と分解を繰り返しながら健康な状態を維持しているわけで、ヒアルロン酸の分解が全て悪、ということはないと思いますが、異常な働きは積極的にコントロールすべきですね。
さらに研究が進み、「ヒアルロン酸の分解を抑制させる」という新たなアプローチで体内のヒアルロン酸を維持・増加させることができるようになれば画期的ですね!研究の成果に期待したいと思います。
>>>最新のヒアルロン酸比較/ランキングはこちら